会社にとって、とても重要な役割を果たす代表印。
その姿形も大切ですが、押印した時の文字の見栄えも大切です。
代表印は一般的に丸型で、外枠と内枠とに分かれています。
外枠は回文、内枠は中文と呼ばれ、通常、回文には会社名を、中文には役職名を彫刻します。
回文は右回りに一周します。
彫刻する方法はいくつかあり、天元型・よけ型・星付き型と様々な方法が選べます。
天元型とは、円の中央上部から文字をスタートさせ、そのまま枠を一周する彫刻方法です。
会社名の一文字目が一番上にくる状態になり、最後の文字がそのまま一文字目の左隣にきます。
よけ型では、円の中央上部を避けて文字を彫刻します。
一見、天元型と区別がつきませんが、文字数によって見栄えが変わってくるので
微妙なバランスをとるにはどちらかを吟味する必要があるかもしれません。
そして星付き型。
回文の開始の印として、円の中央上部に点を彫刻します。
点の右隣に一文字目が、左隣に最後の文字がきます。
社名が長い場合は向いていないかもしれません。
ちなみに「星付き型」は他にも「天丸」や「中黒」という呼び方もあるようです。
全体のバランスが決まったところで次は書体です。
印鑑に使われる書体は複数ありますが、代表印に使われるのは主に
「てん書体」「印相体」「古印体」が多いようです。
てん書体は、中国で生まれた書体で、てん書自体にも様々な種類があるそうですが
一般的には「印てん」を使用します。
日本銀行の総裁之印もこの字体で、お札にも使用されているそうです。
印相体も由来は中国です。
印鑑の相を鑑定し開運を目的として文字の形状を決めていきます。
一見して判別しづらいのですが、偽造もされにくいという長所もあります。
古印体は日本古来からの文字が進化したもので、比較的読みやすいのが特徴です。
様々な組み合わせでオリジナルはんこを作ってみてはいかがでしょうか?